Company Data
会社概要・沿革
1945年の創業以来、健全経営を続けています
- 名称
- 森康株式会社
- 代表者
- 森 友恒(もり ともつね)
- 設立
- 昭和40年9月1日
- 創業
- 昭和20年11月1日
- 所在地
- 本社
〒923-0804 石川県小松市光町89番地 アクセスマップ
TEL: 0761-21-2233
FAX: 0761-24-6024
関東営業所
〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-195-1
大宮ソラミチKOZ 4階 エキスパートオフィス大宮505 - 資本金
- 1,500万円
- 社員数
- 100名(2024年4月現在)
- 取引銀行
- 北國銀行
三井住友銀行
福井銀行 - 事業内容
- 1. 建設機械部品のASS'Y、製造販売
2. 各種産業機械の組付け部品、ASS'Y品の製造販売
3. 工作機械の販売 - パートナー企業
- 海外・国内 計約400社
- 主要販売先
-
株式会社小松製作所
株式会社室戸鉄工所
大京株式会社
ジェイバス株式会社
小松ウォール工業株式会社
株式会社小松電業所
共和産業株式会社
株式会社前田製作所
株式会社ネオックス
マーテック株式会社
その他 計約200社 - 関連会社
-
ダイワ株式会社
光精工株式会社
金澤森康商貿(蘇州)有限公司
エムワイ株式会社
森康株式会社の歩み
- 1945年(昭和20年)
- 11月/森 康治が森保商店を創業。その後、㈱小松製作所(現コマツ)と取引きを始める。
- 1954年(昭和29年)
- 5月/小松製作所協力会がスタートし、同時に協力会社の指定を受ける。
- 1961年(昭和36年)
- 5月/大和精機㈱(現ダイワ㈱)を設立し、コマツの建機用油圧シリンダーの生産を開始する。
- 1962年(昭和37年)
- 8月/第2倉庫を建設、業務の拡張をはかる。
- 1965年(昭和40年)
- 9月/法人組織に改め、資本金1,500万円をもって森康株式会社を設立。
- 1968年(昭和43年)
- 6月/需要増加に伴い、国道8号線沿いに新社屋、倉庫を竣工、営業を開始する。
- 1970年(昭和45年)
- 6月/営業拡張に伴い、社屋増設。
- 1976年(昭和51年)
- 8月/精密機械加工部品の受注拡大と合わせ、機械設備販売事業を開始する。
- 1978年(昭和53年)
- 7月/取扱量の増加に伴い、入出荷の円滑化をはかるため、荷受センターを増設する。
- 1983年(昭和58年)
- 11月/ベアリングを用いたランナーを独自開発。建築設備機器メーカーへの販売を開始する。
- 1988年(昭和63年)
- 12月/事務の効率化を計る為、旧社屋の改築と新事務所棟の増築、竣工。
- 1990年(平成2年)
- 4月/電動駆動部を組み込んだメカトロ型新商品を開発。
- 1991年(平成3年)
- 5月/森 康治が取締役会長に、森 康修が代表取締役社長に就任する。
- 2000年(平成12年)
- 12月/社内のコンピューター管理システムを導入する。
- 2002年(平成14年)
- 建機部品、間仕切部品の海外調達を開始する為、中国・韓国企業の調査・研究を始める。
- 2003年(平成15年)
- 1月/海外調達による建機用溶接シート類の本格的な供給を開始する。
4月/建機メーカー各社のニーズに応えて、アッセンブリー部品の供給を開始する。 - 2004年(平成16年)
- 4月/建機用ロストワックス部品の供給を開始する。
第2倉庫を増設し、業務拡張する。
9月/各社向けの板金部品の需要拡大に伴い、溶接・メッキ、塗装までの完品製作部品の本格供給を始める。 - 2005年(平成17年)
- 光精工㈱を設立する。
- 2006年(平成18年)
- 光精工㈱の第2工場増設する。
- 2011年(平成23年)
- 中国現地法人 金澤森康商貿(蘇州)有限公司 開業。
- 2013年(平成25年)
- ISO9001・14001取得
- 2014年(平成26年)
- 関東営業所を設立し、関東全域の営業強化を図る。
- 2016年(平成28年)
- 創業70周年・4階建ての物流センターを建設。
- 2018年(平成30年)
- アッセンブリー部品の社内組立を開始し工程管理強化を図る。
- 2019年(令和元年)
- 時短勤務、時差勤務、テレワーク勤務体制の整備を図り、働き方を充実する。
- 2020年(令和2年)
- 森 康修が取締役会長に、森 友恒が代表取締役社長に就任する。
- 2024年(令和6年)
- 関東営業所をさいたま市大宮区に移転する。
創業期
昭和20年、小松製作所(現コマツ)は軍需関係の事業から撤退し、新たな歩みをはじめました。終戦を機に創業者森康治は、それまで勤務していた小松製作所を退職。身ひとつで小さな商店を興しました。建設関係や、繊維産業等の平和産業の資材取扱いからスタートしました。
ファブレスメーカーへの第一歩 ~グループ会社 ダイワ株式会社の設立~
大和精機㈱を設立、コマツの指導により油圧シリンダーの製造技術を学びコマツへの供給を開始しました。一方、コマツは米キャタピラー社の日本進出に備えQCの考え方を導入し全社的な品質向上活動(マルA対策)を展開。資材をメーカーから直接購入する「集中購買」へと移行したことで売り上げは10分の1となり、森康の経営は苦境に陥りました。しかしコマツの協力会社・外注先などの多品種小ロット需要に経営の活路を見出し、業績を伸ばしていきました。またこの頃より、それまで「生」で納入していたボルトを小松界隈の熱処理工場で焼入れして供給するサービスをスタート。今日の"ファブレスメーカー"への道を歩み始めます。
Assy品への対応を強化、品質保証し供給
昭和40年代終盤より、複雑なAssy品などを図面で受注するケースが増加しはじめます。森康は、鋳造・鍛造、機械加工、熱処理などを行う地元企業をネットワーク化することで製作。出来上がった製品を自社で品質管理し出荷するまでを請け負う「ファブレスメーカー」へと発展していきます。さらに1990年には電動駆動部を組み込んだメカトロユニットを設計製作し供給するなど、製品開発機能も充実させていきました。
建機需要増加によるグループ会社 光精工株式会社の設立
2002年まで建機の大不況であったが、2003年から急激に建機が世界的に売れ出し、さらに、コマツからの生産移管も重なり、半年で、受注が3倍に増加しました。そのため、ロッドの外注のクロムメッキがネックとなり、客先納期遅れが相次いで発生しました。そこで、ダイワでも、メッキを自社でやるしかないと決断して、コマツのメッキの専門家から指導を受けて光精工の第一工場を建設し、メッキから稼働を始めました。当初は、ロッドの硬質クロムメッキだけでスタートしましたが、その後、ロッドの加工、高周波焼入れ、溶接まで行う一貫ラインをつくり、現在はシリンダーの主な機械部品は、光精工で生産できるまで成長しています。
海外調達・販売を本格化するため中国に金澤森康商貿(蘇州)有限公司を設立
2003年から、森康では本格的に建設機械用部品の中国調達を開始しました。
現地企業を指導し機械加工部品・溶接部品を調達し、建機関連のお客さまに供給をしてきました。その後、コマツ他多くの国内建機関連会社が中国進出を開始し、そこで、自らも中国に進出すると決め、中国国内のどの地域が良いか調査した結果、蘇州に決定しました。
蘇州を選んだ理由は、日本から出るからには中国から日本への輸出ばかりでなく、"日本から中国への輸出"、"中国国内での調達・販売"を視野に入れた上で、発展性、日本との交通の便、中国での交通の便、中国での客先・サプライヤーの多い地域という点で、将来性のある地域であるためです。
現在は、建機業界のみならず、工作機械、農業機械など他の業界へも営業を強化しています。中国でも品質管理専任者を設け、品質管理がしっかりとした企業として認知されています。
最良のモノを最適なときに供給する物流センターを設立
品質を自社で保証し、数百のサプライヤーとのネットワークを活かして求められる製品を製作し、お客さまのサプライチェーンを担う――そのような一連のサービスを提供できるファブレスメーカーが、森康の目指す姿です。そうしたビジョンの下、森康は、最先端検査機器への大型投資を行うとともに、創業70周年を迎えた2016年には本社に隣接して4階建ての物流センターを新築。お客さまにさらなるご満足を提供できる企業を目指し、機能・サービスの充実に努めています。
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